GP01、完成

　ボディと頭と武装に4時間かかりましたよ。180円で約7時間の暇つぶしになったと考えれば、かなりの対費用効果ですかね。
　しかしこいつの顔は実にパチモンくさい。おそらく必要以上につりあがった目のせいです。
　しかもビームサーベル、短っ！SDガンダムにならちょうどいいと思われる、そんなサイズ。
　ビームライフルはフォアグリップが可動しますが、両手でそれを構えることは間接の可動範囲からも手首の大きさからも不可能です。なんだかなあ。
　シールドは恐怖の青一色形成。せめて白なら、塗装も楽なのに・・・。
　腰は回りませんし、腰アーマーも一つとして可動しませんので、ポーズ付けは大幅に制限されます。

　それでもじっくり手間隙かけて作ったキットには愛着がわきます。褒められるところなんか無いけれど、それでも世界にただ一つの、私の、私だけのガンダム。手に取るたびに「あー、ここ塗るの苦労したなあ」「よく見たらココ、カッコいいじゃん！」などと思うことでしょう。場合によっては「塗装が剥げてるなあ。ちょっと修正してやろう」「あっパーツが折れてる。接着しなきゃ」。いつまで経っても手のかかる、でもそれゆえに可愛い。そんな宝物を、あなたもお一ついかがですか？このGP01など、まさにうってつけですよ。

　別に苦労した割に全然格好良くないこのキットの被害者を増やそうとしているわけではございません。本当ですってば。